お名前.comで.netのドメインを管理していたのですが更新費用が1480円で、AWSでのドメイン費用を調べてみた所.netは年間$11(約1,200円)とお名前.comより安く、さらに無料でWhoisの情報を隠す機能とメールの転送機能がついてくるとのことで、結構お得だったので移行することにしました。
お名前.comではメールの転送オプションが300円/年、ドメイン新規登録時にWhoisの情報代行を申し込んでいないとWhois情報公開代行980円/年がかかってしまいます。
ドメイン移行の為のAuthCodeを取得
お名前.comのマイページのドメイン詳細からドメインの状態を確認します。ドメイン状態が稼働中になっていることを確認してAuthCodeを表示してコピーします。
AWSのドメイン移管処理
AWSの管理画面に移動してRoute53の登録済みドメインを表示します。
ドメインの選択
「ドメインの移管」を押します。
移管したいドメインを入力して移管可能かチェックします。
問題なければ「カートに入れる」を押します。
費用が右の方にでるので問題なければ「続行」を押します。
ドメインのオプション
ドメインの管理はお名前.comを使用していましたが、DNSはAWSを使用していたので「続行して、現在のレジストラまたはDNSサービスから提供されたネームサーバーを使用します。」を選択します。
また、DNSにお名前.comを使用している場合は事前にRoute53のホストゾーンを作成しておいたあと、「ドメインと同じ名前のRoute53ホストゾーンからネームサーバーをインポートする」を選択します。
選択後、続行を押して連絡先等の記入を進めて完了させます。
ドメインの承認
完了画面が表示されたら保留中のリクエスト画面を表示させて状態を確認します。
最初はステータスがドメイン移管が進行中となっているのですがしばらくすると以下の様に変わります。
このステータスになった時、お名前.comから「【重要】トランスファー申請に関する確認のご連絡」というメールが来ていて、こちらに記入されているリンクをクリックしてしばらく待っていると、保留中のリクエストから、登録済みドメインにドメインが移動します。
続いてドメインのリンクを押して詳細を確認します。
メールが来ているとのことなので、確認したところnoreply@registrar.amazon.comから「Verify your email address or your domain kozakana.net will be suspended」というメールが届いていたので、リンクをクリックしてメールアドレスを確認します。
メールアドレスの確認完了後、登録済みドメイン詳細をチェックすると登録者の連絡済みの横に検証済みマークが付いて「ドメインは停止している可能性があります」のWarningが消えていることが確認できたので完了です。
プライバシーの保護
プライバシーの保護を使用することによって登録情報を隠すことができます。ただし、ドメインによって条件がありこちらから調べることができます。 今回移行した.netのドメインはプライバシーの保護がすべての項目に対応していました。
移行後にwhoisで確認したところ登録した情報がAWSのものに上書きされて以下の様になっていました(Admin部分を抜粋)
Admin Name: On behalf of kozakana.net administrative contact
Admin Organization: Whois Privacy Service
Admin Street: P.O. Box 81226
Admin City: Seattle
Admin State/Province: WA
Admin Postal Code: 98108-1226
Admin Country: US
Admin Phone: +1.2065771368
Admin Phone Ext:
Admin Fax:
Admin Fax Ext:
Admin Email: admin-8981859@kozakana.net.whoisprivacyservice.org